八重桜が見頃の上野公園で春の陽気の中を散歩しながら撮影してきました。

昨日は天気も良くて久しぶりに用事もない週末だったので、カメラを持って上野公園に出かけてきました。

時期的にソメイヨシノはすっかり終わってる感じでしたが、そこは50種以上の桜が咲き乱れる上野恩賜公園。

ソメイヨシノが散った後でも結構楽しむことができました。

最近カメラをあまり持ち出していなかったので写欲が溜まっていたのですが、久々にたくさん撮って楽しむことができました。

目次

はじめての上野恩賜公園

昨年の秋に東京に赴任してからというもの、コロナ禍ということもあってあんまり外出できていません。

上野恩賜公園へも初めて訪問しました。

春の陽気に誘われて、人出は思っていたより多かった気がします。

NIKON D750 + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD, 300mm, f/5.6, SS1/125, ISO100

上野駅は中央改札・入谷口改札方面しか行ったことがなかったのですが、公園口側はモダンな建築デザインでした。

みんながマスクをしている姿、昨年は異様に感じていましたが、すっかり当たり前の光景になってしまいましたね。

ところで焦点距離300mmなのに1/125秒でもブレないこの強力な手振れ補正は素晴らしいですね。

ロンTの上にデニムジャケットを羽織って出かけたのですが、到着直後にジャケットは脱いでリュックに仕舞っちゃうほどの陽気でした。

天気はとても良くて気持ち良かったですが、ソメイヨシノはほとんど散り散りで葉桜状態。

D750 + TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD, f/2.8, SS1/4000, ISO100

たまに見上げると花を残している樹がある感じで、この日の写真は見上げる構図か望遠レンズの写真ばかりになりました。

それにしてもTAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD、逆光に強いですね。

桜以外の被写体に夢中

ソメイヨシノが終わりかけだったこともあり、序盤は桜以外の花に夢中になっていました。

D750 + TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD, f/4, SS1/125, ISO100

ツツジも好きな花で、日陰にひっそりと咲いているのを見つけて撮影してみました。

木漏れ日の下で咲き誇るツツジが綺麗でした。

D750 + TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD, f/4, SS1/125, ISO100

ローキーで撮ったしっとりとしたツツジが好きです。

とりあえず不忍池まで歩いてはみたものの、桜並木はほとんど葉桜状態、咲いてても局所的でしかも被写体までの距離が遠いとあって、最初の1本にマウントしていたTAMRON 35mm F/1.8 Di VC USDでは物足りない感じ。

腰掛けられるところを探して、お気に入りズームレンズのSIGMA ART 24-105mm F4 DG OS HSMに交換しました。

D750 + SIGMA ART 24-105mm F4 DG OS HSM, 105mm, f/4, SS1/125, ISO100

腰掛けたところのすぐ脇に咲いていたシャガ。

日陰を好む花でしょうか。公園内の至る所に群生していました。

35mmの準広角では上手く切り取れなかった被写体も、望遠域で切り取っていきました。

D750 + SIGMA ART 24-105mm F4 DG OS HSM, 105mm, f/4, SS1/400, ISO100

SIGMAの誇るARTレンズの標準ズームですが、描写力もさることながらシャッターを切る度に聞こえる絞りの動作音までも小気味よく気持ちがいいことに気付かされます。

TAMRONの35mm単焦点の写りは大変気に入っていますが、撮影の気持ち良さという点まで作り込んでいるSIGMAのARTラインには感服させられます。

D750 + SIGMA ART 24-105mm F4 DG OS HSM, 105mm, f/4, SS1/400, ISO100

不忍池のほとりにはカモメがたくさんいました。

カメラ目線をくれたので思わずシャッターを切りました。

Googleレンズで調べると、アカハシギンカモメという種らしい。

不忍池弁天堂へ続く参道は出店が立ち並び、いい匂いがしていました。

D750 + SIGMA ART 24-105mm F4 DG OS HSM, 105mm, f/4, SS1/320, ISO100

さっきから望遠端ばっかり使っているなと気づき、望遠ズームに持ち替えました。

D750 + TAMRONS SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD, 200mm, f/5.3, SS1/400, ISO100

実は八重桜って見たことなかったような気がします。

桜は毎年撮影に行ってましたが、桜といえばソメイヨシノでした。

ファインダーに映るコロコロと丸い形をした花の姿がとても新鮮でした。

色味もピンク色が強く、ソメイヨシノに比べると儚げな感じを抱かせないのが不思議。

D750 + TAMRONS SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD, 300mm, f/5.6, SS1/400, ISO100

田舎育ちの僕にとって桜と高層マンションが絡む景色がちょっと物珍しい感じがしました。

ファインダーを覗くとカモメが止まっていたので、フレームインしてもらいました。

D750 + TAMRONS SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD, 300mm, f/5.6, SS1/250, ISO100

望遠ズームに切り替えた後は、まだ辛うじて咲いている桜を切り取るのが楽になりました。

それでもやっぱり葉桜がちで、来るのが1週間早ければ、とは思いましたね。

こればっかりは予定や天候との兼ね合いもあるので仕方がないですが。

国立科学博物館の方にも足を伸ばしてみた

上野公園に来たのは初めてなので、何があるのかもよく把握していません。

なんとなく国立科学博物館の側が遠目に見たら桜が咲いているようだったので、足を伸ばしてみました。

D750 + TAMRONS SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD, 70mm, f/4, SS1/640, ISO100

有名(?)なシロナガスクジラのところに咲き誇っていた八重桜。

こちらは不忍池のほとりに咲いていたものより色が白っぽく、別の品種なのでしょうか。

D750 + TAMRONS SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD, 145mm, f/4.8, SS1/125, ISO100

科学博物館へ伸びる道の脇にはまたもシャガが群生していました。

不思議な色の組み合わせの花弁ですが、可憐さを感じさせる花です。

望遠レンズで花を撮影するのは、とても楽しいと再認識させられました。

まとめ:桜を撮影するならもう少し早い時期に出かけた方がいい

八重桜などの撮影も十分に楽しめましたが、ソメイヨシノを撮影するならもっと早い時期に行った方がいいですね。

来年はもっと早く出かけたいと思いました。

以上、取り留めもない記事でしたが、初めて上野恩賜公園に出かけて桜を撮影してきた報告でした。

それでは、また。

NIKONのコンパクトなフルサイズ一眼レフカメラ、 D750です。
2,400万画素程度に抑えられたフルサイズセンサーは高感度にも強く、データサイズも取り扱い易いです。

SIGMA ART 24-105mm F4 DG OS HSMは同スペックの他社レンズと比べると大きく重いです。
しかし撮影に官能性をもたらしてくれるレンズだと感じます。

TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD逆光に強い特性が、見上げるシーンの多かった今回の撮影で生きました。

TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDは非常に安価なレンズでありながら、素晴らしい写りと強力な手振れ補正で、欲しい絵を切り取ってくれます。
望遠レンズでの撮影が楽しくなる、そんなレンズですね。

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