僕はNIKONの一眼レフカメラを2台所有しています。
軽量性が売りのフルサイズカメラであるD750。
非常にコンパクトなのに写りも満足できるAPS-C機のエントリーモデルであるD5500の2台です。
この2台の一眼レフカメラのことは非常に気に入っています。
FUJIFILM X100Vはスナップ撮影、日常撮影用として購入しました。
そこで、なぜ一眼レフカメラが2台あるのにFUJIFILM X100Vを購入したのかについて理由をご紹介したいと思います。
スナップ用カメラが欲しくなった
NIKONの一眼レフカメラを2台所有しており、それぞれに満足していながらFUJIFILM X100Vを購入した理由。
それは、スナップ用カメラが欲しくなったからです。
一眼レフカメラでのスナップ撮影は楽しいです。
ただ、有り体に言うと、もっと気楽に撮影を楽しめるカメラが欲しくなりました。
- 一眼レフカメラはデカくて重い
- 一眼レフカメラの存在感
- もっと気軽に撮れるカメラが欲しい
一眼レフカメラはデカくて重い
一眼レフカメラはデカくて重いです。
手持ちのNIKONの一眼レフは2台とも軽量性を売りにしたモデル。
しかしレンズを組み合わせると、組み合わせにもよりますが1kgに迫る・超える重量になります。
スナップでよく使う組み合わせの重量を下表にまとめて見ました。
いかに軽量性を売りにしたD750とはいえ、すべての組み合わせで1,000gを超えています。
一方でFUJIFILM X100Vは478gでだいたい半分程度の圧倒的な軽さです。
東京に赴任する前はクルマを所有しておりクルマ移動が基本でした。
カメラはカメラバッグに放り込んでバッグごとクルマに積めばOK。
ですが電車+徒歩移動になるとカメラの重量で意外と体力が削られる感じを受けています。
加えてカメラってなんだかんだある程度の大きさがあるので、普通のバッグに入れると嵩張ります。
バッグの中で意外とスペースを食うなというのが率直な印象です。
クルマ移動メインから電車+徒歩移動メインになってみて、
- 一眼レフカメラは軽量を売りにしたモデルでもまあまあ重い
- カメラはデカイしバッグの中で意外と嵩張る
といったあたりを感じています。
もっと軽くてコンパクトなカメラが欲しくなったというのがスナップ用カメラを欲しくなった理由です。
一眼レフカメラの存在感
一眼レフカメラはデカくて黒いので、そこはかとない存在感があるようです。
移動時にネックストラップをつけて下げていたりするのですが、通行人や電車の向かい側の人からの視線を感じます。
もちろん電車内ではレンズキャップをつけて盗撮を疑われることを防止しています。
しかしやはりカメラ自体の存在感はかなりあるようで、視線が痛いです。
また、妻と2人で出かけると予定に無くてもショッピングが始まるケースがあります。
そういう時にカメラをぶら下げたまま店内に入ると、やはり目立ちます。
「私も一眼レフで撮影するんですよ〜!」なんていう店員さんと会話が弾むケースもありますが、稀です。
カメラの存在感が原因で居心地の悪さを感じる場合が多いかなと思いました。
これがスナップ用カメラを欲しくなった理由の2つ目。
もっと気軽に撮れるカメラが欲しい
最後、スナップ用カメラを欲しくなった理由の3つ目は上記の2つとも関連するのですが、もっと気軽に撮れるカメラが欲しくなったということです。
持ち運びに不便、他人からの視線が気になる、ということで、正直、出かける際に一眼レフを持ち出すのが少し億劫になりつつありました。
しかし写真は好きなので、ふとした瞬間を写真に収めたい、カメラを持ってきていれば、というシーンはままあるものです。
「もっと気軽に持ち出せるカメラがあったらな〜」と感じ始めました。
これがスナップ用カメラを欲しくなった3つ目の理由です。
数多あるスナップシューターの中からX100Vを選んだ理由
スナップ用カメラが欲しくなった理由は上で説明しました。
しかし世の中にはスナップシューターは数多ありますよね。
その中から、なぜFUJIFILM X100Vを選んだのかについて説明したいと思います。
- 所有欲を満たしてくれるデザインと質感
- センサーサイズがAPS-C
- フルサイズ換算35mmの画角
- 11パターンのフィルムシミュレーション
- 新しくなったレンズの描写
所有欲を満たしてくれるデザインと質感
スナップ用カメラとしてFUJIFILM X100Vを選んだ理由の一つ目。
それはまずなんといっても、デザインと質感が非常に素晴らしいから。
これはブラックのボディ色を選んだからというのもあると思います。
逆にいうと実は、シルバーは正直あんまり好きではありません。
家電量販店でシルバーの実物を見て触ったときは結構「う〜ん・・・」て感じでした。
しかし家に帰ってブラックボディの写真などを見ていると、「あれ、ブラックはめちゃカッコいいな?」ってなりました。
スナップシューターの代名詞的な某社の某モデルは結構割り切った樹脂のボディを使っていたりして、所有欲を満たすという点ではX100Vに対して何歩も劣っていると感じます。
FUJIFIL X100Vは本当に眺めてウットリできる、そんなカッコいいカメラです。
センサーサイズがAPS-C
普段から一眼レフでの撮影に慣れているため、画質がイマイチだと満足感が低いだろうと予想しました。
コンパクトなカメラの中だとどうしてもセンサーサイズも小さくなりがちです。
SIGMA fpなんていう例外もありますが、ボディが小さくなるとセンサーも小さくなります。
センサーが小さくなると画質やダイナミックレンジという点でどうしても厳しくなります。
しかしFUJIFILM X100VはAPS-Cセンサーを搭載しています。
スナップ撮影の際、僕は以下のような感じで被写界深度を考えます(あくまで僕の場合ですが)。
- 少し絞って被写界深度は深めに撮りたい
- だけどたまに絞りを開けてボカしたいときもある
そういう意味で、ボカしたいときはボカすこともできるし、少し絞れば十分な被写界深度が得られるAPS-Cというセンサーサイズは非常に好都合だと感じます。
フルサイズ換算35mmの画角
FUJIFILM X100Vは23mmの単焦点レンズを搭載しています。
センサーサイズがAPS-Cですので、フルサイズ換算で35mmの画角ということになります。
この画角が自分にとって非常に良いです。
28mmとなると広すぎるし、かといって50mm付近の標準焦点域だと狭いんですよね。
D750にTAMRON SP 35mm f/1.8をつけてスナップを撮るのが好きだったので、画角も同じです。
もちろん描写や開放での被写界深度の浅さなど完全に代替できる訳ではないですが、画角って大事ですよね。
「気軽にスナップできる軽量なカメラがほしい」という僕のニーズにもガッチリはまります。
これがFUJIFILM X100Vを選んだ3つ目の理由。
11パターンのフィルムシミュレーション
続いてFUJIFLIM X100Vを選んだ4つ目の理由がフィルムシミュレーションです。
FUJIFILMがフィルムメーカーとして培ってきた知見を元にフィルムの写りをデジタルで再現しようという技術が、フィルムシミュレーションです。
これがもうめちゃくちゃに良いです。
11パターンもありますが、もうとにかくFUJIFILM X100Vのクラシックネガがめちゃくちゃ良いです。
日常の家の中の何気ないワンシーンを適当に撮影した写真が作品になるような。そんな感じ。
まだ満足に撮り歩けていないのであんまり作例をお出しできないのが残念ですが。。。
クラシックネガ以外のフィルムシミュレーションもとても良いです。
スタンダードやVelvia、クラシッククロームなど、非常に魅力的なフィルムシミュレーションが11パターンも搭載されているので、スナップが捗りそう。
またLightroom Classic CCにも対応しているので、RAWで撮影しておけば後から撮影時とは別のフィルムシミュレーションを適用することも可能です。
新しくなったレンズの描写
FUJIFILM X100Vは、X100シリーズの5番目となる最新モデルです。
初代X100から4代目のX100Fまではレンズが同じ設計だったのですが、X100Vで変更されています。
簡単にいうとX100からX100Fまで搭載されている初代レンズは、開放でボヤける写り。
絞りによる描写の変化を楽しむレンズという感じでしょうか。
対してX100Vは、レンズ構成は変わっていないものの、開放から実にキリッとした写りに変更されています。
これが非常に僕的には好みの仕上がりになっています。
絞りは被写界深度のコントロールだけ、そんな感じでしょうか。
まとめ:軽くコンパクトでカッコよく写りが良いカメラが欲しかった
以上、NIKONの一眼レフカメラユーザーがスナップ用カメラとしてFUJIFLM X100Vを選んだ理由についてご紹介してみました。
- 軽くてコンパクトなカメラが欲しくなった
- どうせ買うならカッコよくて所有欲を満たしてくれるものがいい
- 画質や写りにも妥協はしたくない
まとめると、FUJIFILM X100Vは軽くコンパクトでカッコよく写りが良いカメラということです。
なんだその「僕が考えたさいきょうのカメラ」みたいなコンセプトは・・・
という感じですが、事実なので仕方がないですね!
早く持ち出して色々な場所に出かけて撮影したいです。
それでは、また。
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