寝てる間にお金が増える?米国株超楽ちん投資術の本を読みました

人気ブログ「たぱぞうの米国株投資」を運営されているブロガー、たぱぞう氏。

氏の著書、たぱぞう『お金が増える米国株超楽ちん投資術』KADOKAWAを読みました。

僕が米国株投資をやってみようかと思ったきっかけの本の一つです。

この本は以下のような方にオススメできる本です。

この本をオススメする対象読書
  • 資産形成に取り組みたいが何に投資をすればいいか決めかねている方
  • 資産形成には株式投資が有効ということは理解したができるだけ労力をかけずに成果を得たいと考えている方
  • 米国株人気は認識しているがなぜ米国株が人気なのか?日本株ではダメなのか?と思っている方

内容も非常に平易な文体で書かれていて理解しやすく、短時間で読み終えることができます。

目次

たぱぞう氏の投資家遍歴

本書は前半部分にたぱぞう氏の投資家遍歴が紹介されています。

米国株のことだけを知りたいのであれば著者の投資家遍歴は読み飛ばしても良さそうです。

しかし一読の価値がある内容だなと思いました。

「クルマや贅沢には目もくれず株を買い続けた青春時代」

曰く、若い頃には周囲の友人とは違い「クルマや贅沢には目もくれず給与のほとんどを株に注ぎ込み続けた」とのこと。

また初めて購入したクルマは50万円の中古車だったそうです。

それも結婚祝いで購入資金を半分親御さんに出してもらったとのこと。

僕も初めてのクルマは50万円の中古車でしたがフルローンでした。

今でこそクルマは保有していませんが、その後もローンを組んで新車を数台乗り継いできました。

僕のような浪費家とは投資家としての次元が違うと思ったものです。

当初はたぱぞう氏も日本株に投資していた

今でこそ米国株投資ブロガーとして有名なたぱぞう氏ですが、昔は日本株に投資していたそうです。

しかし日本株に投資していた時期は、時間も労力も無駄が多かったと述懐されています。

「日本のバリュー株はいつまでたってもバリューなまま」との記述は日本株への投資で苦労されてきた故の言葉かなと思います。

転機はリーマンショック

そんなたぱぞう氏が米国株へ投資してみようと思ったきっかけが2008年のリーマンショック。

そこから、米国株の可能性に気づき、資産を移していったそうです。

なぜ米国株なのか

米国株がなぜ魅力的なのか、という点について大きく以下の2点の理由が挙げられています。

米国株が魅力的である理由
  • 人口が増加しており消費成長国であること
  • 投資に見合った法整備がなされていること

概ね賛成なのですが、僕としては後者の理由をより重視しています。

人口が増加しており消費成長国であること

これは比較的理解しやすい理由ですね。

先進国で人口が増加している国は米国だけです。

その他の先進国は少子高齢社会で人口が減少し、内需も減っています。

ところが米国は積極的な移民受け入れと国民の高い消費性向により内需が堅調です。

そこに米国企業の発展性・永続可能性を見出すということだと思います。

ただしこの場合、新興国株より米国株が魅力的であるとする理由に欠けます。

つまり2点目に挙げられている理由が重要になります。

また、理由は割愛しますが、僕個人としては国の成長性で投資先を選ぶことには賛成ではないです。

投資に見合った法整備がなされていること

インサイダー取引規制や開示規則など、新興国の制度の信用性には個人的に疑問を持っています。

そのような市場で株式に正当な値付けがされているのかは疑わしいと思っています。

その点で先進国の市場は新興国の市場に比較して信頼が置けるのではないでしょうか。

その中でも米国株式市場は特に信頼が置ける旨、たぱぞう氏は主張されています。

米国企業の経営者は、他の国の経営者に比べて相対的に株主価値を重視することで知られています。

米国企業は株主価値を重視する
  • 配当支払い、連続増配を重視
  • 自社株買いによる株価の維持・向上
  • 成果を出せない経営者は交代させられる
  • 上場市場もパフォーマンスの悪い企業は追い出される

翻って日本の企業を考えてみると、平気で無配や減配したり、増資による株主価値の希釈を行ったり、あるいは粉飾決算をした会社がいつまでも上場市場に止まったり・・・

米国企業の経営姿勢と環境、日本企業の経営姿勢と環境では大違いですよね。

米国企業の経営者は、株主を強く意識して経営をしています。そのため、しっかりと数字を作ってくる、つまり、利益を出してきます。日本株より数字がよく、経営者が株主を意識している。つまり株主(投資家)が利益を得られるように企業努力をしているのです。

たぱぞう『お金が増える米国株超楽ちん投資術』KADOKAWA

このように国全体で投資家・株主価値を重視する文化と価値観が根付いている米国だからこそ、株式投資に参加するに値するのだと理解しています。

たぱぞう氏提唱の「楽ちん投資術」とは

たぱぞう氏が提唱する「楽ちん投資術」とはというところが気になりますよね。

具体的な銘柄選びなどは割愛しますので是非本書を手にとって確認して頂ければと思います。

エッセンスとしては「本当にいいと思ったETFや投資信託をずっと持ち続ければいい」ということです。

たぱぞう氏提唱の「楽ちん投資術」エッセンス
  • 本当にいいと思ったETFや投資信託をずっと持ち続ければいい
  • 米国株市場全体の値動きを反映する投資信託やETFに積立投資する楽ちん投資でOK
  • 毎日株価をチェックしたり売買のタイミングをはかる必要などない
  • 個別銘柄を選んだり研究したりする必要もない
  • まとまったお金でなく、毎月の積立投資でいい

株式投資というのは自分の大切な資産をリスクに晒す行為であり、短期で見れば資産を大きく毀損してしまう時期もあります。

投資家は、そんな時に心理的に耐えられるのか、といったことと向き合うことが大事です。

だから「楽ちん」というのはもしかしたら語弊がある表現かもしれません。

しかし日々、新聞やニュースサイトをチェックし、四半期ごとのIRニュースを読み解いてファンダメンタル分析を行って買いか売りかを判断し、、、

というような一般的な株式投資のイメージ(どんなイメージ?)に比べるとだいぶ異なるものだと思います。

だからこそ「この株式市場に自分の資産を投じてみる価値がある」と思える市場を選ぶことが真に重要なのだと僕は考えます。

そしてそれが米国株式市場なのです。

まとめ:自分がリスクテイクできると思える市場を選びお金を増やそう

以上、たぱぞう『お金が増える米国株超楽ちん投資術』KADOKAWAのご紹介でした。

まとめると、

  1. 今後も成長が見込めて、
  2. 株式市場の法整備が進んでいて、
  3. 株主価値を第一に考える

そんな米国株

  1. 市場全体の値動きに連動するETFや投資信託に積立投資し、
  2. 毎日株価の値動きをチェックしたり売買タイミングをはかったりせず、
  3. 買ったらお金が必要になって売る時までずっと持ち続ける

という「楽ちん投資術」でお金が増やせるよ、という内容でした。

日々の値動きに一喜一憂しないというのは、「今は下がっても市場はいつか回復する」というある種の信頼感が必要ですね。

その意味で、米国企業と米国株式市場はリスク資産を投じる先として(比較的)信頼できるかもしれないね、ということかと思います。

本書の中に「投資をしなければ資産が守られるというのは間違い」との記述がありました。

インフレ影響のことですね。

投資リスクをとらないことはインフレリスクをヘッジしないことと同じです。

デフレ下で給与水準も伸びない日本に住んでいると実感が乏しいですが、世界は着実にインフレが進んでおり日本だけが取り残された格好です。

そんな中で、円資産価値の減価は続きます。

「リスクを取らないことのリスク」が顕現しつつあると感じています。

それでは、また。

今回紹介しました、たぱぞう『お金が増える米国株超楽ちん投資術」KADOKAWAはamazon Kindle Unlimited会員なら無料で読むことができます。

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