最近、知識は常にアップデートし続けることが大事だと感じています。
今でこそ株式投資信託や米国個別株へ投資していますが、少し前までは自分には株式投資など無縁だと考えていました。
経済活動や株式市場に対して興味がないとか知識を全く持っていないわけではなかったのです。
問題は、学生時代に得た知識をアップデートしていないことでした。
経済学部生だった大学時代
僕は地方国立大学の経済学部で大学時代を過ごしました。
経済学に加えて金融、会計、経営学なども一通り学び、経済システムや株式市場の知識は得ていました。
大学時代から続いていた僕の株式投資への認識
僕の大学時代の株式投資に対する認識は以下の通りでした。
個別株を購入する元手もない(貧乏学生でした)、個別株選定・運用はプロでも難しい、投資信託は手数料が高すぎるボッタクリファンドばかりかつ金融機関が度々の売買を勧めてきて手数料負け・・・
そんなものは自分には無縁だ!と思い、実際の株式投資というものを遠ざけてきました。
株式投資の知識をアップデートし、認識が変わりました。
しかし昨年の秋、結婚を契機に資産形成を真面目に考えるようになり、いろいろな書籍を読んだり情報収集を行う中で自分の認識が遅れていることを知りました。
大学では伝統的な経済理論や金融理論、会計学・経営学を学びましたが、実際の市場で上手く立ち回って儲けるにはどうするか?みたいなことは勉強していなかったのです。
当然、インデックス・ファンドの存在も知らず、米国個別株が1株から取引できるとか、米国株式市場がかなり効率的であるとか、知りませんでした。
大学時代から10年以上続いていた「株式投資なんて自分には無縁」という認識が一気にひっくり返りました。
NISA・つみたてNISAに対する誤解
NISA・つみたてNISAに対しても誤解し、深く調べもしていませんでした。
NISAが開始した当初から制度の名称は知っていました。
最後の読み方に対する反発意識はもう本当にくだらないイチャモンです。金融庁の皆様ごめんなさい。
ですからその後、NISAに続いてつみたてNISAが出てきた時も大した制度じゃないだろうとあまり真剣に調べもしませんでした。
どうせ自分には関係ない制度だ、と冷めた視線で見ていたのだと思います。
ところがつみたてNISAの開始を契機に、日本ではインデックス運用の低コスト投資信託が普及して行きます。
これは本来、僕のような給与所得者にはうってつけの制度であったはずなのです。
まとめ:知識は常にアップデートしよう
僕は昨年、つみたてNISAでの資産形成を開始しました。
つみたてNISAの制度開始は2018年1月ですから、ほぼ3年遅れとなります。
この間、毎月1万円でも2万円でも積み立てていれば・・・とは思いますが後悔先にたたず。
今後の将来に目を向けていきたいと思います。
自分が知っていると思っていることでも、それが最新の知識とは限らないというとっても当たり前のことを痛感しました。
その結果、大きな機会損失となっていることも多いかもしれません。
自分と密接に関連する事柄については常に知識をアップデートし続ける姿勢と意識が大事ですね。
それでは、また。
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